WindowsからMacBook Air に乗り換えたけど後悔してない話

「Macにしたい。でも Windows とかなり違うし、わからなくて後悔するのは避けたい。」

そう考えてますよね。

私も長年Windowsユーザーでしたから、Mac の操作はさっぱりでした。

そんな私も
Windows のセキュリティアップデートに嫌気が差して MacBook Air に乗り換えて1年経ちました。

最初のころは、
多少とまどう部分もありましたが、すぐに慣れてしまいました。というか、

あまり気にならなかった、

というのが正直なところです。

この記事では、多少困った、というレベルの『リアルな体験』を話します。

移行に踏み切るかどうかの判断材料にどうぞ。

最初に「え?」とおもった初期設定の話からいきましょう。

Mac が気になるなら、MacBook Air / Pro をまとめてチェック

Windows のノートPC なら、
NEC/Lenovo のノートPCが安定してるのでおすすめです。

目次

WindowsからMacの後悔ポイント:初期設定ではほぼない

Macの初期設定は簡単です。
起動後のガイドにそって進めればいいだけです。

すこしビビりつつも、私の設定作業もつつがなく完了しました。

この辺は実は初心者用の動画を見ながら設定しました。

こちらの動画がめちゃくちゃ参考になりますので、ぜひ参考にしてください↓

初期設定のほかに、標準設定をいくつか変更して使いやすくしています。

ですがアプリのインストールは、すこし手が止まってしまいました。

インストールは Windows のやり方と違うだろうから、実際どうすればいいんだろう、と思いました。

Windows はインストーラーを起動し、「次へ」を連打するだけ。

でもMacは?

実はダウンロードした .dmgファイルを
「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップするだけでした。

それだけで終了します。

Google Chrome をはじめてインストールしたとき、

「あれ?どうなった?次はどうするんだ?」

と一瞬、困ってしまいました (笑)

シンプルすぎて、とまどうところですね。でもわかってしまえば簡単です。

どちらかというと、
後設定が必要なときに設定場所を探すほうが大変です。

でもそれも Google検索や AI(perplexity.ai)で
情報をすぐ見つけることができますから、それほど時間はかかりません。

ということで、
初期設定はクリアできました。


次は『操作』について、困った点、とくに Windows とのギャップで困った点について話します。

Mac は昔から UI がいいと言われてますが、
ほぼ Windows と Linux しか触ってこなかった身としては、いろいろとありました。

WindowsからMacの後悔ポイント:操作面で感じたギャップ

ウィンドウ操作が Windows と違うため、
最初の頃は、けっこう戸惑いました。

キーボード操作の違いで戸惑った点

まず、ショートカットキー、ホットキーの
押し間違えが多発しました。Windowsとキー配置はかなり違いますね。

Alt キーはなく、Delete キーもありません。

その他にも MacBook には無いキーがたくさんあります。

また、Ctrl キーCommand キーの役割が Windows と逆です。Windows で Ctrl + 〇〇 というのは、たいてい Mac では Command + 〇〇です。

でもこれもシステム設定で変えられます。
Windows の Ctrl キーの場所に Command キーを割り当てれば済むので、ほとんど問題になりません。

スクロールの方向も Windows と逆で、ナチュラルスクロールと呼ばれる方向です。

でもこれは、スマホとおなじ動きなので、
すんなり使えるようになりました(逆に Windows の方を設定し直しました)

Delete キー(カーソルの右側を消すキー)がないのは痛いです。私はよく使ったので。

過去形なのは、
今は基本 BSキーを使うようにしたからです。

あと fn + del キーで Windows の Deleteキーの役割を果たすので、わかれば問題なかったりします。

テキストエディターがない!

私はテキストエディターを
メモ書きしたり、
csv ファイルやラージサイズの
テキストデータを編集したり

かなり使うので、シンプルなテキストエディターが見つからないので困りました。

vscode などの多機能エディターは必要ないし、
かと言って標準の TextEdit は検索置換の機能がプア過ぎました。
(私の使い方だと、ハングしたような状態になります)

結局、 TextEdit でリッチテキストをOFFに設定し、
一時的なメモとしてのみ、使ってます。

その代わり、
Googleドキュメント、スプレッドシート、keep を使うようになりました。

ウィンドウ操作・アプリ挙動の違い(UI/操作体系)

閉じるボタン
ウィンドウの左上にあるのは、最初かなり戸惑いました。

Windowsだと右上配置ですからね。
どれを押したらいいのか、わかりませんでした。

あと、メニューの場所

Windows はアプリ上部にメニューがありますが、
Mac の場合、デスクトップの上部にメニューがあります。

プログラムの終了も、
OSのシャットダウン(システム終了)もそこから終了させるのですが、
最初はわかりませんでした。今は、もう慣れていますが・・・。

これは購入前から店頭の MacBookを
いじってたときに気がついて、結局本屋で本を立ち読みして使い方を知りました。

Finder はホントにゴミなのか?(ファイル管理系)

Finderは「ゴミだ」と
ネットで言われてるみたいです。私は気になりません。

フリー素材画像をダウンロードして、
画像アプリで開いて・・・くらいしか使わないので、気にならないだけかもしれません。

スクリーンショットは便利ですが、
撮ると問答無用でデスクトップにファイルが溜まっていきます。

これはちょっと困りますね。
わたしはあまりデスクトップにアイコンは置かないようにしているので、すこし邪魔です。

またローカルストレージ(Mac本体)と iCloud の境界線も分かりづらいと感じました。

デスクトップがクラウドっぽいんのですが、よくわからず・・・。ファイルの実体がどこにあるのか、未だにわかりかねてます。(気にしてないだけなのかもしれません)

シングルクリックの扱いが、Windows デフォルトとちょっと違うようです。

雑にマウスを動かすと、
すぐに複数選択状態になってしまいます。
よく起こるのですが Finder だけなので、まあいいか、で済ませてます (笑)。

システム管理ツールは使う機会がない

Windowsでいうタスクマネージャー的な存在は、アクティビティモニターといいます。

アプリケーションフォルダーにありますから、すぐ見つかります。

ただ、Windowsと違ってフリーズして困る状況がないので、全く使いません。

Chrome を開きまくるので、
一回だけ「どれくらいリソースを使っているのか」確認したくらいです。


さてここからは、
Macに乗り換えて「いい感じ」と思った点をまとめていきます。

WindowsからMacの後悔なんて感じないくらい良かった点

セキュリティパッチ適用から解放された

Windowsを使っていた頃、
セキュリティパッチ適用による急な再起動が常にストレスでした。これがあるので、MacBook に移行したのです。

ですから、
これがなくなったので、本当に助かってます。

MacでもOSアップデートはたまにありますが、
Windowsのような頻繁なパッチ適用はありませんから、かなり楽になりました。

やる気が削がれたり、
外出を止められたりするのがなくなって良かったです。

コマンドプロンプトから Bash互換シェルへ

最近は DOSコマンドより Bash でコマンドを使ってます。

Windows でも Bash for Windows というツールを入れて使ってます。

今は手が自然に シェルコマンドを
たたいいてしまうので、コマンドプロンプトよりシェルが必要でした。

なので、Bash の互換シェルが標準で使えるのはすごい助かります。

ソフト開発をする人には、
メリットが大きいですね。
UNIXのサーバーにログインするのもかんたんです。

ナチュラルスクロールの直感的な操作

スクロールの方向が
スマートフォンと同じなので、自然に感じます。

これは慣れると快適です。

実は Windows もナチュラルスクロールできるように設定できます。

仕事用の Windows PC では
ナチュラルスクロールを設定してます。

ディスプレイを広く設定、ショートカットキーも追加

MacBook って、
Windows PC に比べ、なんとなくディスプレイが小さい(もしくは狭い)印象が合ったと思います。

でも設定で変更可能です。

  • システム設定でデフォルトよりも広く設定しなおし、
    Windowsのタスクバーにあたるドック (Dock) も小さくできます。

  • システム設定で Ctrl キーと Command キーの場所も変更可能。

  • 他のショートカットキーやホットキーの設定、
    キーの場所も定番の Karabinar-elements というツールで変更可。

設定変更は面倒ですが、
初めにやっておけば、後は楽になります。

ハードウェアとアプリの満足度

ここからは、ハードウェア関連のレビューです。

デザイン・所有する優越感(メンタル)

MacBook はおしゃれですから、
MacBookを使っているだけで気分が上がり、
モチベーションにつながります。

私はカフェで使うこともおおいので、これは購入してよかった点です。

デザイン性が非常に高いです。

ただ、MacBook Air は華奢な感じがします。

以前使っていた ThinkPad X1 Carbon と比較しても、
MacBook Airの方が薄いです。壊れそうなので(実際はそんなことない)けっこう気を使います。

パフォーマンスや使い勝手など(ソフト)

パフォーマンスに不満はありません。起動が速く、すぐに作業に入れるのは快適です。

私はアプリよりも
ウェブサービスを中心に使っているせいかもしれませんが、動作トラブルがありません。

また、私はゲームをしないので、
Macのゲーミング性能の低さは気になりません。ゲーミング性能は個人的にどうでもいい話です。

ハードウェア性能と拡張性について(物理)

Air なので、USB-Cポートが2つしかないのは、不便です。

私の場合はハブ(ドッキングステーション)を使ってます。

キーボードカバーを付けると多少タイピングしづらいです。が、我慢というほどでもなく、カフェでがんがんタイプしてます。家では外付けキーボードを使っていますが・・・。

Thindpad X1 Carbon と比較すると、
MacBook Air本体のスピーカーの音が良いです。ディスプレイも綺麗です。

一つ困っている点があります。

ファイルシステムの関係で、
以前の外付けHDDに保存していた Windows データにアクセスできないことです。

そのうち家庭内NASを購入する予定です。
NASを使えばファイルシステムは関係ありませんからね。

Appleエコシステム:Mac単体ではメリットはわからない

私にとって MacBook Air が初めての Apple 製品になります。
なので、現時点では iPhone や iPad と連携できるものはありません。

今後、AirTag などを試す予定です。

連携によるメリットはこれから享受していく予定です。

まとめ

というわけで、
WindowsとLinuxばかりを使ってきた私が、
初めてMacBookを購入し、1年間使用した感想をお話ししました。

どのように使っているかは別の記事でもご紹介していますが、
とにかくトラブルがほとんどないため、正直なところ、かなり満足しています。

それに私が戸惑ったのは Windowsとの違いだけなので、初めてPCを購入する方にほぼ、当てはまらないでしょう。

最近はMacBookを持っている人も多く、
わからないことがあればすぐに聞けますし、検索すれば情報も豊富です。

ChatGPTやPerplexity.aiといった生成AIに尋ねれば、すぐに回答が得られるので、困ったことがあれば尋ねてみることをおすすめします。

リセールバリューも高く、
頻繁なアップデートに悩まされることもありません。

とにかくMacBookはおすすめです。

一度、家電量販店などで実際に触ってみてください。

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Windows のノートPC なら、
NEC/Lenovo のノートPCが安定してるのでおすすめです。

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